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The 3rd Impact

坂本龍馬。スティーブ・ジョブズ。孫正義。松岡修造。
kimiが尊敬しているこの4人の人に共通していることは、広い意味で『脱藩』しているということ。

 

12歳の頃にHTMLを読み書きした。そもそもITについての興味は10歳の頃からあった。

16歳の頃には宇宙に興味があった。宇宙はとても美しかったから。JAXAで働きたいと思っていたが、諸事情によりそれは諦めた。

17歳くらいの時、ライブドア騒動があった。大学在学中に起業している人がいるということを知った。

19歳の時に、田舎でITを学ぶか、大都会で法律を学ぶか選択を迫られた。
散々迷った挙句、家族と話して大都会で法律を学ぶことになった。
法律に関しての興味はなかったが、勉強を続けていくうちに慣れてくるのだろうと思った。

関東に生活拠点を移して2年経ち、21歳になる。6月にソフトバンクモバイルからiPhone 3GSが発売される。
ソフトバンク主催で原宿でiPhone 3GS発売前夜祭が行われ、単身で乗り込んだ。
IT業界で著名な人のスピーチを直接聞き、購入時にはソフトバンク社長の孫正義氏と握手した。
孫さんは本当に楽しそうにiPhoneについて語っていた。

iPhoneについていろいろと調べていくうちに、実は法律よりもiPhoneの方が詳しい自分に気づいた。
そしてiPhoneを開発したAppleのCEO,スティーブ・ジョブズについても調べていくようになる。

2005年にスタンフォード大学で行われたスティーブ・ジョブズのスピーチをYoutubeでみて、感銘を受けた。

"Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. Don't be trapped by dogma — which is living with the results of other people's thinking. Don't let the noise of others' opinions drown out your own inner voice. And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary. " Steve Jobs

あなたがたの時間は限られている。だから誰か他の人生を無駄に生きないことだ。ドグマという罠にとらわれないこと―それは、他の人々が考えた結果とともに生きているということだから。あなた自身の内なる声を、他人の意見というノイズに消されないようにすること。そしてもっとも重要なのは、あなたの心と直感を素直に信じる勇気を持つこと。それらはどういうわけか既に、あなたが本当になりたいものについてしっている。他ごとはすべて二の次なんだ。(訳はkimi)

このスピーチは、自分に対して話しているのかもしれない、とさえ思った。

法学をつきつめても日本人にしか通用しない。司法のお世話になる人はもっと少ない。
でもITは違う。世界に17億人以上の利用者がいて、明日使い始める人もいる。直接その人達に届く。

法学の専門になって司法試験を受けるためには、できるだけ早く勉強を始めた方が有利だ。
でもITは一年毎に違うものが流行る。正解なんて無いから逆に今からでもなんとでもなるのではないか。

その時に、自分の人生の目的を理解した。それは「17億人のインターネットユーザにインパクトを与える」ということ。
そのためには今すぐ環境を変える必要がある。法学部で何ができようか?インターネットに詳しい人はほぼいなかった。
学問としてのITのいろはを学ぶため、そして人脈を得るため、環境を変えることにした。

 

坂本龍馬は土佐藩を脱藩した。
スティーブ・ジョブズは18ヶ月でリード大学を退学した。
孫正義は16歳の時に日本の高校をやめてアメリカの高校へ行った。
松岡修造はテニスをするためにアメリカに行った。
皆もっと自分を高められる場所へ『脱藩』している。
そう考えると、実は環境を変えることはたいしたことじゃないのかもしれない。

2010年3月30日に退学届を提出して『脱藩』した。坂本龍馬が脱藩したのも3月である。大学の構内にはあまり人はいなくて、葉のない木々から見える空はやけに青かった。

なにも考えずに退学したわけじゃない。前述した通りもっと自分を高められる場所へ行くためである。
『脱藩』したら浪人になる、ただそれだけのことだ。
脱藩前から決めていたとある私立の大学があった。自分がしたいことが学べる大学は日本にひとつしかなかった。
日本でITに関する教育がどのように行われているか知りたかったし、日本での人脈をつくるためにも日本国外は考えていなかった。

現在は浪人志士。
「17億人以上の人間にインパクトを与える」という志を持つ志士なのである。

『脱藩』に関して両親と話しあっている時に親から言われて印象に残ったことが2つある。
1つ目は、目的と目標を持つということだ。
どちらが欠けていても、事は為せない。
目的を持ったら具体的な目標を立てる必要があるし、目標を持つだけではそれは何のためにするのかわからない。
2つ目は、尊敬する人がいて、その人のようになったとしても、それでは二流でしか無い。その人を超えてこそ一流になるのだと言うこと。

ITは「life」を変える。「生活」を変えるのは明らかだ。ITは「人生」を変える。
私がその生き証人なのである。

18歳までの人生は、具体的に特に何も考えていなかった。
19歳から21歳までの人生は、とりあえず法律を勉強してみようかと、それなりに努力していた。
これからはじめる22歳からの人生は、ITについて学び、事を為す人生になる。
今は未だ何も始まっていない。地に足をつける前に、足が生えていない。The 3rd Impact。

 

二〇一〇年四月三日

 

このページの最終更新日:2010/4/3
Update:2010/4/3 19:10

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